ソネフォト難民 [日記]
しばらくソネフォトにアクセスしていなかったのですが、10日ぶりにPCのメールを見たら「So-net Photoサービス終了のお知らせ」なるメールが来ていてびっくり(@@
うーん、どこに引っ越そうか悩んでます。。。。
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ものつくり敗戦―「匠の呪縛」が日本を衰退させる [書評]
日本が何故IT技術で米国に大きく遅れをとっているかの謎に迫る本でした。
その話はその話で面白かったのですが、この本は太平洋戦争まで話が
遡ってまして、日本が太平洋戦争に負けたのは「最終的に技術で負けた」と
書かれてまして、それを読んで今まで腑に落ちなかった疑問が氷解した気がしました。
子供の頃、ゼロ戦はすごい戦闘機だって本を見て知ってたのですが、この本によると
ゼロ戦が強かったのは海戦から半年位で、その後はゼロ戦の弱点を突く戦闘法と、
馬力も装甲も段違いな米国の戦闘機との戦いでひどく苦戦したとの事です。
著者はゼロ戦の完成度が高すぎて(匠の技です)更なる改修ができなかったこと、そもそも
日本で生産できるエンジンの馬力がアメリカのそれの1/3程度しかなかった、製造に匠の技術を
持ち込んだ為に製造部品の規格化がうまくいかず最終的な摺り合わせの技が必要だった事など、
色々な面で技術的に日本は劣っていたと書いてらっしゃいました。
後はレーダーの技術力の差が圧倒的だったのも日本にとっては厳しかったようです。
人それぞれ意見や考えがあると思うので見方は色々だと思いますが、技術者として言えば、
子供の頃から思い込んでいた「日本は技術があったが米国の物量に負けた」というのは
ちょっと違っていたんだなあと思いました。正しくは「日本にも優れた技術分野もあったが、
総合的に見て米国の技術には敵わなかった」ってところなのかなぁと思いました。
その話はその話で面白かったのですが、この本は太平洋戦争まで話が
遡ってまして、日本が太平洋戦争に負けたのは「最終的に技術で負けた」と
書かれてまして、それを読んで今まで腑に落ちなかった疑問が氷解した気がしました。
子供の頃、ゼロ戦はすごい戦闘機だって本を見て知ってたのですが、この本によると
ゼロ戦が強かったのは海戦から半年位で、その後はゼロ戦の弱点を突く戦闘法と、
馬力も装甲も段違いな米国の戦闘機との戦いでひどく苦戦したとの事です。
著者はゼロ戦の完成度が高すぎて(匠の技です)更なる改修ができなかったこと、そもそも
日本で生産できるエンジンの馬力がアメリカのそれの1/3程度しかなかった、製造に匠の技術を
持ち込んだ為に製造部品の規格化がうまくいかず最終的な摺り合わせの技が必要だった事など、
色々な面で技術的に日本は劣っていたと書いてらっしゃいました。
後はレーダーの技術力の差が圧倒的だったのも日本にとっては厳しかったようです。
人それぞれ意見や考えがあると思うので見方は色々だと思いますが、技術者として言えば、
子供の頃から思い込んでいた「日本は技術があったが米国の物量に負けた」というのは
ちょっと違っていたんだなあと思いました。正しくは「日本にも優れた技術分野もあったが、
総合的に見て米国の技術には敵わなかった」ってところなのかなぁと思いました。
ものつくり敗戦―「匠の呪縛」が日本を衰退させる (日経プレミアシリーズ)
- 作者: 木村 英紀
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2009/03
- メディア: 新書