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根拠なき熱狂 [書評]

2000年のITバブル全盛の頃に書かれた本です。
著者は過去のデータから90年代から2000年にかけて
おきたITバブル如何に異常な状態なのかを指摘しています。
今だからまさにその通りだったと分かりますが、バブルの最中
著者の言葉にどれだけの人が耳を傾けたかは疑問です。

すごく分厚くて字が小さくて読むのが大変でしたが、著者が
言っていたなかでもっとも印象に残ったのは、「安く買って
高く売る、という方法で儲かるわけがない」、「株式投資は
資産形成には適さない」という言葉です。

結局、株や投資信託をするのって、パチンコや競馬をするのと
変わらないんだなーって言う事が分かりました。
そもそも何も生み出さないところからお金が作れると思うのが
おかしいんですよね。ちょっとだけ勉強になりました。


投機バブル 根拠なき熱狂―アメリカ株式市場、暴落の必然

投機バブル 根拠なき熱狂―アメリカ株式市場、暴落の必然

  • 作者: ロバート・J. シラー
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2001/01
  • メディア: 単行本



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