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恐竜はなぜ鳥に進化したのか 続き [書評]

この前は書かなかったのですが、へーって思ったことが他にも
あったので忘れないように書いておきます。

最初に海の中に動物が生まれた頃、海の中には酸素が溢れて
いました。最初に生まれた動物は、酸素を取り入れる器官は持って
いませんでした。体の細胞はそれぞれが別個に海水に接してそこから
酸素を取り入れていました。クラゲとかがその頃の動物と同じ仕組みで
酸素を取り入れています。

その後、低酸素の時代に適応した新しい動物が、イカのなかまです。
かれらはそれまでの動物のように水中にある酸素を受動的に受け入れず、
体の中にあるポンプを使って、より効率の良い酸素吸入を可能にしました。
前も書いた事があるけど、このおかげでイカは他の魚が住めない低酸素な
海にも住む事ができるそうです。

さてさて、人類つまり脊椎動物のの祖先ですが、この時代にいたイカや
節足動物の神経系は脊椎動物とは根本的に異なります。最も脊椎動物の
祖先として有力なのはホヤの幼体だそうです。ホヤの幼体は背中に神経系を
持っているそうです。ちなみにホヤも低酸素の時代に適応しており、イカと
同様ポンプのような仕組みで酸素をより効率よく取り込む仕組みを持って
いました。

さてさて、そんなこんなで動物の陸上への適応ですが、もっとも最初に
陸上へ適応したのは、表面に水分の流出を抑える硬い殻をもった節足
動物が最初だったようです。彼らはその後増え続けた大気中の酸素濃度の
増加に応じてどんどん体を大きくしていったようです。
ただし、昆虫などの節足動物は、他の動物と異なり循環器系があまり発達
していません。その為、酸素を体の各部に送るのは拡散現象に頼るしか
なく、その結果周辺の酸素濃度によって体のサイズが制限されてしまう
ようです。

今日は疲れたのでこの辺まで。。。
次は、、あるかな?もうだいぶ忘れてしまった。。。。


恐竜はなぜ鳥に進化したのか―絶滅も進化も酸素濃度が決めた

恐竜はなぜ鳥に進化したのか―絶滅も進化も酸素濃度が決めた

  • 作者: ピーター D.ウォード
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2008/02
  • メディア: 単行本



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